図書館報

ひだり

あらすじ

 アリゾナの砂漠のただ中でたった一人で彷徨っていた老人が、担ぎ込まれた病院で急死した。 検視を行った医師たちは、信じがたい現象に驚愕する。 老人の体内は臓器や血管など、あらゆる組織がずれ欠損していた。 老人の正体は、早熟の天才の物理学者で億万長者のロバート・ドニガーが興した巨大企業ITCに所属する物理学者だった。 同じ頃、フランスにある14世紀の修道院の遺跡で、考古学専攻の学生たちで成った発掘調査チームは、現代の製品としか思えない眼鏡のレンズと<HELP ME 1357/4/7>と書かれた羊皮紙を発掘する。 その筆跡は明らかに、発掘調査チームのリーダー、エドワード・ジョンストン教授のものだった。 教授は、発掘プロジェクトのスポンサーを訪ねるべく発掘現場を離れて以降、消息を絶っていた。 助教授アンドレ・マレクたち発掘調査チームは、発掘プロジェクトのスポンサーであるITCの社長、ロバート・ドニガーに緊急に呼び出される。 消息不明になっているジョンストン教授の救出に協力してほしいというのだ。 その行き先というのが、14世紀のフランスだと聞いて、リーダーのマレクをはじめ、チームのメンバーたちは驚く。 クリス・ヒューズ、ケイト・エリクスンとアンドレ・マレクは、教授を現代に連れ帰るために行方を追うことを決意する。 中世の衣装に身を包み、14世紀に転送されたマレクたちに、騎馬隊が襲いかかってきた。しかも帰るための時空間転送装置が故障してしまい…。 果たしてマレクたちは教授を救出し、無事帰還できるのか。

ウィキペディアより

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